Updates
- 6月28日(月):スライドを公開しました。CHI勉強会2021スライド、CHI勉強会2021スライド(サイズ小)
- 6月26日(土):CHI勉強会2021を開催しました。https://www.youtube.com/watch?v=AenGWnzsbjM
- 6月22日(火):開催日時を決定し(6月26日(土)12時から17時)、プログラムを公開しました。
- 6月4日(金):セッション担当希望調査を開始しました。
- 5月21日(金):Webサイトを公開しました。
セッション担当希望調査について
- 今年のCHIは1つのセッションあたり10件〜15件の発表があり、一人で担当することは難しいと考えています。このため、今年は1つのセッションを複数人のチームで担当してもらうことを前提で考えています。一人で担当して頂いてもいいですが、以下のルールを厳守してください。
- 担当するセッションに関しては、できるだけ全部の論文の発表をお願いします。最大で25%の論文を残すことまでは許容しますが、それ以上にならないようにしてください。具体的には、12件の発表があるセッションでは、最大3件の論文を残すことは許容しますが、他の9件の発表はしてください。
- 6月4日(金)正午からセッション担当受付をPaper Guilds上で行います。詳しくは発表申込みを参照してください。
募集
- 勉強会をお手伝いをしてくれる人を募集しています。ご興味のある方は北海道大学 坂本 <sakamoto@ist.hokudai.ac.jp>までご連絡をください。
ACM Japan SIGCHI Chapter
CHI勉強会はJapan ACM SIGCHI Chapterが運営しています。
CHI勉強会とは
HCI研究の世界的な広がりから、HCI研究の中心的コミュニティであるACM SIGCHIおよびthe CHI Conferenceへの注目度が高まってきています。特にCHI Conferenceについては年々論文数が増え、今年は747件の論文が発表がされるようになってきました。CHI Conferenceは元々Human-Computer Interaction (HCI)研究の最重要国際会議(トップカンファレンス)でしたが、その重要性は現在さらに増してきています。
CHI勉強会はこのような非常に大きなコミュニティに成長したCHI conferenceの会議内容を把握するための勉強会です。参加者同士で協力しCHI2021の全論文を1論文30秒で紹介していきます。参加することで、全体を把握できるだけでなく、興味のある論文を確認することがきます。
CHI2021は39年回目にしてはじめて日本で開催されることとなっていましたが、残念ながらオンライン開催となってしまいました。一方で、日本色が消えることなく、日本のHCIの活動を宣伝できたことは良かったと思います。今年は過去最多の5000人以上が参加し、日本からも過去最高の参加人数を記録したと聞いています。いつかまた日本でCHIが開催されるよう、引き続きHCIを盛り上げていきましょう!
開催概要
昨年に引き続き、今年もオンラインでCHI勉強会を開催します。オンライン化により、これまで以上に多くの人が参加してくれることを期待しています。企画段階では、発表者はそれぞれの家もしくは研究室から発表を行います。参加方法は開催日の社会情勢に依存しますので、いまのところは「一人ひとりが参加可能な形態で参加する」という方針にします。
オンライン開催のプラットフォームはZoomを予定しています。発表の様子はYouTube Liveでストリーミング中継をし、勉強会の様子は後日限定的に動画を公開することを考えています。
【検討事項】 オンライン化により、発表希望者が増えた場合には発表会のパラレル化を行います。つまり、2つの発表会場を作り、同時並行で発表を行うということです。勉強会の様子は後日限定的に公開することを前提とすることでパラレル化を試行することがあります。
日程
2020年6月26日(土) 12時開始、16時半終了目標(当初より変更) 10時開始、18時終了目標
Zoom協賛
参加方法
発表者はオンライン会議システムに入室するための参加登録をする必要があります。一方で、発表者以外の人はオンライン会議システムに入室するのではなく、YouTube Liveで視聴することにします。このため、参加(聴講のみ)の場合には特に登録は必要ありません。
ちなみに、昨年の様子はこちらからご確認頂けます。昨年のアーカイブ公開を含めて3000ビュー以上がありました。
発表申込み
勉強会支援システムPaper Guildsについての問い合わせは @matsumur @arcatdmzまでお願いします。
発表申し込みは勉強会支援システムPaper Guildsから行います。以下の手順に従って従って発表登録をお願いします。
発表希望セッション登録の方法
- Paper Guildsにアクセスします。
Paper Guildsサイトの右上のアイコンをクリックします。ログインのページに飛びます。
TwitterないしGoogleのアカウントを使ってログインをします。各サービスの画面に遷移します。
ログインに成功すると次のような画面になります。
Paper Guildsサイトのナビゲーションバー左にある勉強会アイコンをクリックします。
勉強会の一覧が表示されます。CHI2021勉強会を選択します。
セッション一覧が表示されます。担当発表募集中となっているセッションの中から、担当したいセッションを探します。
例えば、2. Affection and Support in a Digital Worldを選びます。以下のような画面になるので、担当をしたい場合は「発表を担当する」ボタンを押します。
発表担当をキャンセルする場合は「発表担当をやめる」ボタンを押します。
発表希望セッション登録の注意
基本的には早い者勝ちです。
セッションの選択前に:CHI勉強会は学部生、院生、社会人、教員など幅広い人が参加しています。それぞれのレベルに応じた学びがあるよう各自で良く考えて担当セッションを選んでください。例えばですが:
- 学部生、院生、社会人/教員の段階に応じて自分の専門の境界領域の論文を読むことで新しい発見があると思います。
- 担当するセッションは一人1セッションという決まりはありません。一人で2セッション、3セッションと担当して頂けますが、その場合には一つは自分の専門の論文を読み、他のセッションは境界領域の論文を読むなど、新しい学びがあるよう計画して頂くのが良いと思います。
準備中 - 発表希望セッション登録
2021年変更: 今年は1セッションが2,3本のものから10本近くのものまであり、一人で担当が難しいセッションもあるかと思います。このため、セッションでは代表者1人が登録し、それを分担して担当するということでも構いません。複数人で担当する場合には当日までにZoomでの発表練習をお願いします。
CHI勉強会2021 幹事団
CHI勉強会2021は以下のボランティアのみなさまによって運営されています。
- 坂本 大介(北海道大学) https://daisukesakamoto.jp/
- 加藤 淳(産業技術総合研究所) https://junkato.jp/ja/
- 松村 耕平(立命館大学) http://research-db.ritsumei.ac.jp/Profiles/112/0011175/profile.html
- 湯村 翼(北海道情報大学) https://scrapbox.io/yumu/
- 鳴海 紘也(東京大学) https://narumi.me/
- 岩本 拓也(サイバーエージェント) http://takuyaiwamoto.com/
- 加藤 邦拓(東京工科大学)https://site.kkunihir.com/
CHI勉強会の歴史
栗原一貴さん(イグノーベル賞受賞者。当時、東京大学五十嵐研所属)の呼びかけで2006年からCHI勉強会がスタートしました。
2011年までは東京だけで開催されてきましたが、北海道からはなかなか参加しづらいので、はこだて未来大学と北海道大学の有志中心に、2012年から北海道でも開催するようになりました。その後、全国各地で開催されるようになってきています。
東京版
注)正確には「CHI勉強会」という名前で開催されていない年もあります。北海道版
- CHI勉強会2012
- CHI勉強会2013
- CHI勉強会2014
- 以降、合同勉強会となった。
読み物
- 加藤 淳. ACM CHI2015における日本. 2015.
- Daisuke Sakamoto. 2015. Asian researchers at the CHI conference. Interactions 22, 1 (January 2015), 52-55.
- 坂本大介. CHI Conferenceにおける日本人の活動動向. ヒューマンインタフェース学会誌 「日本のHCI研究の未来を考える-CHI2013を契機として-」, ヒューマンインタフェース学会 15, No.4, pp.21-26, 2013.