2020年6月27日(土)、はじめてのオンライン開催!!
The ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systemsの論文(Proceedingsに入っているPapers)、762本を一気に概観します!
CHI勉強会はJapan ACM SIGCHI Chapterが運営しています。
HCI研究の世界的な広がりから、HCI研究の中心的コミュニティであるACM SIGCHIおよびthe CHI Conferenceへの注目度が高まってきています。特にCHI Conferenceについては年々論文数が増え、今年は762件の論文が発表がされるようになってきました。CHI Conferenceは元々Human-Computer Interaction (HCI)研究の最重要国際会議(トップカンファレンス)でしたが、その重要性は現在さらに増してきています。
CHI勉強会はこのような非常に大きなコミュニティに成長したCHI conferenceの会議内容を把握するための勉強会です。参加者同士で協力しCHI2020の全論文を1論文30秒で紹介していきます。参加することで、全体を把握できるだけでなく、興味のある論文を確認することがきます。
CHI2021はついに日本ではじめてCHIが開催されます。締切まであと4ヶ月あります。日本から沢山の論文が通るよう、日本全体でHCIコミュニティを盛り上げていきましょう!
今年はオンラインでCHI勉強会を開催します。現在の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止策としてのオンライン開催ですが、現地参加が難しい人達にとっても参加し易い形態を模索した結果です。オンライン化により、これまで以上に多くの人が参加してくれることを期待しています。企画段階では、発表者はそれぞれの家もしくは研究室から発表を行います。参加方法は開催日の社会情勢に依存しますので、いまのところは「一人ひとりが参加可能な形態で参加する」という方針にします。
オンライン開催のプラットフォームはZoomを予定していますが、これも開催日の直前でより良いプラットフォームを選択することとします。発表の様子はYouTube Liveでストリーミング中継をし、勉強会の様子は後日限定的に動画を公開することを考えています。
【検討事項】 オンライン化により、発表希望者が増えた場合には発表会のパラレル化を行います。つまり、2つの発表会場を作り、同時並行で発表を行うということです。勉強会の様子は後日限定的に公開することを前提とすることでパラレル化を試行することがあります。
2020年6月27日(土) 10時開始、18時終了目標 13時開始、18時終了予定
発表者はオンライン会議システムに入室するための参加登録をする必要があります。一方で、発表者以外の人はオンライン会議システムに入室するのではなく、YouTube Liveで視聴することにします。このため、参加(聴講のみ)の場合には特に登録は必要ありません。
ヒューマンインタフェース学会ではトップカンファレンスに向けた論文執筆能力を向上させるために、CHI2020に日本から採択された論文の中から3本を選び、それらを読み解くワークショップを開催します。CHI勉強会直後に、読み解いて欲しい論文を以下から投票してください。
■ 論文投票のGoogleフォーム:https://forms.gle/ELRLoJsEgLZQczzW9
論文を読んでプレゼンをしていただける方も募集しています(応募はこちら)。プレゼンをしていただける3チームの中から投票により、ベストプレゼンテーション賞を決めます。積極的なご参加をお願いします。また、聴講も歓迎します。詳しくはワークショップのホームページをご覧ください。
勉強会支援システムPaper Guildsについての問い合わせは @matsumur @arcatdmzまでお願いします。
発表申し込みは勉強会支援システムPaper Guildsから行います。以下の手順に従って従って発表登録をお願いします。
Paper Guildsサイトの右上のアイコンをクリックします。ログインのページに飛びます。
TwitterないしGoogleのアカウントを使ってログインをします。各サービスの画面に遷移します。
ログインに成功すると次のような画面になります。
Paper Guildsサイトのナビゲーションバー左にある勉強会アイコンをクリックします。
勉強会の一覧が表示されます。CHI2020勉強会を選択します。
セッション一覧が表示されます。担当発表募集中となっているセッションの中から、担当したいセッションを探します。
例えば、15. Privacy & security user experienceを選びます。以下のような画面になるので、担当をしたい場合は「発表を担当する」ボタンを押します。
発表担当をキャンセルする場合は「発表担当をやめる」ボタンを押します。
基本的には早い者勝ちです。
セッションの選択前に:CHI勉強会は学部生、院生、社会人、教員など幅広い人が参加しています。それぞれのレベルに応じた学びがあるよう各自で良く考えて担当セッションを選んでください。例えばですが:
2020年変更: ここ数年は「1つのセッションを複数人で担当」しても良いことにしていましたが、オンライン化に伴い「発表者切り替え時間と、その運営コスト」の見積が難しいため、2020年は「1セッションは1人で全ての論文を担当することを原則」として運営します。
CHI勉強会2020は以下のボランティアのみなさまによって運営されています。
栗原一貴さん(イグノーベル賞受賞者。当時、東京大学五十嵐研所属)の呼びかけで2006年からCHI勉強会がスタートしました。
2011年までは東京だけで開催されてきましたが、北海道からはなかなか参加しづらいので、はこだて未来大学と北海道大学の有志中心に、2012年から北海道でも開催するようになりました。その後、全国各地で開催されるようになってきています。