CHI勉強会はJapan ACM SIGCHI Chapterが運営しています。
HCI研究の世界的な広がりから、HCI研究の中心的コミュニティであるACM SIGCHIおよびthe CHI Conferenceへの注目度が高まってきています。特にCHI Conferenceについては年々論文数が増え、今年は700件の論文が発表がされるようになってきました。CHI Conferenceは元々Human-Computer Interaction (HCI)研究の最重要国際会議(トップカンファレンス)でしたが、その重要性は現在さらに増してきています。
CHI勉強会はこのような非常に大きなコミュニティに成長したCHI conferenceの会議内容を把握するための勉強会です。参加者同士で協力しCHI2019の全論文を1論文30秒で紹介していきます。参加することで、全体を把握できるだけでなく、興味のある論文を確認することがきます。
今年は北海道、東京、関西、北陸の4会場でのCHI勉強会が連携して開催します。
発表者はいずれかの会場で発表をします。4つの会場を遠隔会議システムで接続します。発表者数次第ですが、それぞれまとまった順序で交代しながら発表を行います。
1日目:2019年6月22日(土)13時開始、18時終了目標
2日目:2019年6月23日(日)10時開始、16時終了目標
それぞれの会場について参加申し込みが必要な場合がありますのでご注意ください。
今年はそれぞれの会場でそれなりの広さの会場を用意する予定ですが、もし参加希望者多数の場合には発表者優先とし、参加だけの人は会場への入場をお断りすることがあります。また、事前参加申し込みだけで会場の収容人数を超えそうな場合についても、各会場の幹事団の判断で申込みを締め切ることがあります。さらに、セッションが全て埋まらない段階で参加のみの参加者で会場が埋まってしまった場合には、発表者を優先的に会場に入れるために、事前参加申し込みを取り消す場合があります。予めご了承ください。
まとめると、基本的な優先順位としては:
です。また、4つの会場のどちらにご参加いただいても構いません。
ちなみに、昨年の様子はこちらからご確認頂けます。
備考:当日のネット中継はありません。
発表・参加申し込みは2つのステップがあります。
以下のGoogle spreadsheetに全てのセッションのリストが入っています。担当を希望するセッションの「担当者」欄に名前を記入してください。基本的には早い者勝ちです。なお、すべての編集履歴が残っています。消して上書き等はしないでください。
セッションの選択前に: CHI勉強会は学部生、院生、社会人、教員など幅広い人が参加しています。それぞれのレベルに応じた学びがあるよう各自で良く考えて担当セッションを選んでください。例えばですが:
発表希望セッション登録: https://docs.google.com/spreadsheets/d/13-Max1MNEPmkru3ILRjXd4Pvv277QgC_BXnBaFSYmZA/
2017年より: いままでは暗黙的に「一人で1セッション全ての論文を担当することを原則」としていましたが、昨年は24時間以内にすべてのセッションが埋まる事態になってしまい、担当したくても担当できない人が多く出てしまいました。このため、今年は「一人1セッションの原則」を廃し、複数人での担当を許可します。一方で、提出するスライドは必ず1つにまとめてください。また、発表も複数人で担当して良いですが、人が切り替わる時間を含めて1論文30秒を厳守してください。上記スプレッドシートには担当者1名の名前を記入してください。
こちらからお申し込みください。
https://sigchi.jp/seminar/chi2019/hokkaido.html
こちらからお申し込みください。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/017juk10apge8.html
こちらからお申し込みください。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/017yhg10aaaq2.html
こちらからお申し込みください。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01rc4910asjv6.html
ちなみに、昨年の様子はこちらからご確認頂けます。
栗原一貴さん(イグノーベル賞受賞者。当時、東京大学五十嵐研所属)の呼びかけで2006年からCHI勉強会がスタートしました。
2011年までは東京だけで開催されてきましたが、北海道からはなかなか参加しづらいので、はこだて未来大学と北海道大学の有志中心に、2012年から北海道でも開催するようになりました。その後、全国各地で開催されるようになってきています。